30過ぎ独女はどこへ行けばいいのか

生きてく上で考えなきゃいけないことってなんでこんなにたくさんあるんだろう。と思ったので考えをまとめるためにも悩みを書き出して見た。

 

頭を悩ませるあれこれ

・結婚するしない?

・子供どうする?作る作らない?

キャリアプランどうする?

・親の面倒どうする?

・老後どうする?

 

*結婚するしない?

結婚願望はない。焦りもない。

ただ1馬力の限界も感じている。そういう意味では馬力を増やすために結婚はしたい。自分に何があっても収入があるとなると、心の安心につながる。大変魅力的である。

ただそんな打算的に結婚して良いの?とも考える。もちろん一緒にいたくない人と無理やり結婚するかというと、そこまではしないと思う。30過ぎの女が夢見がちなことを言うな、と思うかもしれないが打算的な結婚がどのくらい発生しているのかは気になるところではある。

 

*子供どうする?

これも結婚が先だと思うけど私はどちらでもいい。すごく欲しいわけではない。ただ、もし結婚して相手が子供を欲しいと言った時、私が産めるかというと年齢的に厳しさが出てくるのではと感じている。

いつかくるかもしれないその時、未来の私が心から子供を欲しいと思った時にもう遅かったらどうしよう、と考える。

 

ただ、これについては割と決着がついていて、自分で子供が欲しいと思わずここまできたので子供が欲しくなった時には遅すぎたとしてもそれは過去の自分の選択だからと納得できそうと思っている。し、納得するしかないのである。

あとは性格的に過去を後悔することがあまりないので、「あくまで現時点では」過去の自分が選択したのだから仕方ない、と折り合いをつけようと思っている。相手には申し訳ないが。

 

キャリアプランどうする?

実のところこれが大きい。かつ人生へのインパクトが強いと思っている。キャリアプランといいつつこれが収入、年収にダイレクトに影響があるから困ったものだ。

 

現状都内のベンチャー企業に勤めているので、営業からバックオフィスまで関わりまくってるジェネラリストで、ポジションとしてはバックオフィスチームのリーダー。ただ関わってる業務の確度がどれも甘いので、転職企業で振り分けてもらうとバックオフィス枠で転職することになりそう。そうするとバッオフィス以外にやってきてあれやこれやが評価されない…。(曖昧なポジションはどこの企業も欲しがっているけど求人票として出てこないのが事実)。今いる企業が人材系の事業をしていることや、自分もその部署にいて営業してたからわかるけど、営業やエンジニアじゃないとわかりやすくキャリアプランを練っていくのが難しい。

 

また上記に書いた通り私は子供に対してほぼ諦め状態ではあるけど、このタイミングで子供産まれたら産休して復職した時にはポジションなさそう&年収下がりそう、で恐怖でしかない。キャリアって離脱しようと思えばすぐ離脱できるところが怖い。気を抜くともう取り戻せないキャリアプランもあったりする。(もちろん並々ならぬ努力やポテンシャルでそれしか理ではないがほとんどが取り戻せないと思っている)

キャリア形成って積み木のように積み上げるものだと思っていて、別業界だとその積み木が半分しか使えなかったり、場合によっては積み直しってことにもなりかねない。その中で常にキャリアについて考えていくのは本当に辛い。苦手。

 

そして絡んでくる年収の件。現在の年収は400万ほど。学生時代の学費を親に返してることもあり、貯金ができていない。老後に備えないといけないけどどうすればいいの?にーさ?ちょきん?の状態である。年収を上げたいが上記の通りバックオフィスに振り分けられて転職したら、年収が下がる恐れがある。そして、バックオフィスずぶずぶのポジションに転職したら、年収の天井が見えてしまう。営業やエンジニアなら600とか800とか見えるかもしれないけど、正直私のキャリアプランではそのポジションへの転職はない。そう考えるとやはり結婚の2馬力メリットに惹かれてしまう。諸々節約しながら二人で貯金したら、老後どうにかこうにか過ごせないかなと甘い考えかもしれないが考えてしまう。

 

そしてこれが1番大事なのだが「私はお金の計算が本当に苦手」。稼いだとしてもお金の使い方上手くないし、投資だの資産運用だのなんだの苦手だから、正直配偶者にお金コントロールが上手な人を選んで収入管理任せたいほど。心の底からアウトソーシングしたい。

 

後最近知って怯えてるのが、歳をとると不動産借りられない?ってことである。そうなったら家(不動産)買わないとじゃんと思い。親の介護、実家のメンテナンス、自分の老後住む場所、お金の問題ばかりで頭が痛い。ただこれ考えておかないときっと後悔しそう、な気がしている。

 

とはいえ幸い?なのか実家は持ち家でローンなし。古い家ではあるがまだ全然住める。最悪そこに戻ってリフォームなりなんなりしたら、死ぬまで住めそう。ただそうなると地元に戻って就職になるが、そうなると職場がない、そしてここまで積んできたキャリアが役に立たない=年収にならないということがあり地元に戻っても地獄なのである。そう言う点でも営業やエンジニアはキャリアを積みやすい。地元に帰って年収が下がってもポジション見つけやすいし、エンジニアならリモートで都内案件にジョインできれば物価は下がる稼ぎは変わらないでパラダイスである。

 

(だから1つ目の話結婚になってしまうけど結婚するならエンジニアがいい…。そんな生活バロメーター全振りでいいのかっていう)

 

*介護どうする?

これももう上記で話しが混ざってきてるけど。親の介護も考えれば考えるほど憂鬱である。親が痴呆になったら?倒れて入院になったら?介護はその費用は?どうするの?となってしまう。まだ両親ともバリバリ現役だけど衰えには勝てない…。

私は下に2人兄弟がいるが、誰が戻って面倒見るのかそんな話は当たり前のようにできていない。ただ一度末っ子と飲んだときに、何かあっても戻れるように地元でも働き口があるよう技術は身につけておきたい、と言う話を聞いて、各々考えている片鱗を見た。私もITならどこでも働けるからな、と気軽には考えているけど、そのためには同じく技術を磨いておかないと、親の面倒を見るどころか共倒れになりかねない。親は老後のために蓄えているのか、自分が倒れた時のことを考えているのか、遺産はあるのかなんて聞けるわけないし、まだまだ親に頼る部分が多くていなくなることなんて考えられない。

 

*老後について

またその先の自分のことである。このまま独女で一生終えるとしたら、私が老いたらどうなる?時々ニュースになる独居老人で死んでも見つけてもらえない、なんてありえるし他人事じゃないと思って怯えてる。だから早めに老人ホームを兼ねているようなケアハウスとかホスピスに入りたい。でもお金がなくて入れないかもしれない。そう思うと親がこの世を去ったら体動くうちに自分で終わらせるのもありなのでは、と考えてみたりもする。(病んでないので!大丈夫です!)老いは怖くないけど痴呆が怖い。祖母が重度の痴呆で徘徊、人格が変わるなど一通りやって最後は車椅子…家庭内介護ですり減る母を見ていたので痴呆だけは嫌だ、と思うわけです。自分の意識があるうちにと。そう思ったらケアハウス視野に入れた老後設計が必須という…。

 

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と、まぁこれが最近の私の悩みの種でなかなか周りに相談できないことである。今普通の暮らしができていて、親への学費の返済が終われば貯金もできるしローンも組めると思う。から、どん底ではないけど、同じ年齢の独身貴族はどんなふうに考えているんだろうと思った。

 

またこの間2番目の兄弟と話をした時に話してみたけど、私と性格が似てるので「考えるの面倒くさいから体が健康なうちに人生に幕引きしたい。そしたら老後とか考えなくていいし、とりあえず働いた分で今暮らしていくことだけ考えられるから、考えることが減る。」と言っていた。左に同じく、と言う気持ちである。

 

昔から計画的に動くのが苦手で、行き当たりばったり、その場でこれだ!と思ったものを突き進んできたけど30代はそれでは乗り越えられないのだろうか。その勢いで進んでいたら子供おばさん(何も考えず年だけとったババア)になってしまうのかしら…。不安でしかない。

 

漠然とした不安を抱えて先日また1つ歳を取りみんなに祝ってもらってるのに誕生日前から1週間ほど気持ちが沈みまくってる。さて。今年の私は上記の問題に取り掛かるべく動けるのか。それとも見て見ぬ振りしてまた来年の誕生日に苦杯を嘗めるのか。どうなることやら。